こちらのおじさま方のことはちょっと置いといて(スミマセン)、、
ミシュランガイド3つ星はダテじゃない!驚きの造園美。つくってくれたお殿様に感謝です。
回遊式庭園は江戸時代に大名により多く作られた日本庭園の様式で、日本庭園の集大成とも言われています。
真ん中に池があることが多く、その周囲に園路を廻らせ、築山、小島、橋、名石などを配置し各地の景勝を再現したものが一般的ですが、ここ栗林公園は面積75haと日本で特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さになっています。
公園の起源は16世紀末にさかのぼり、当時の高松の豪族であった佐藤氏の別邸の庭園として築庭されたのがはじまりで、その後1625年頃に讃岐国国主生駒高俊によって南湖一帯が造営。さらに1642年に新たに高松藩主・12万石として水戸から入封した松平頼重(水戸黄門の兄)により引き継がれ、その後、なんと5代100年以上もの間造営が行われ1745年完成したということです。現在は県立公園として整備され、国の特別名勝に指定されています。
それではミシュランガイド3つ星の庭園美をご覧ください。
飛来峰からの円月橋。
吹上亭前から見る円月橋。
吹上亭前のこの水は湧き水でとても綺麗。
小腹がすいたらお団子どうぞ。
和船で回遊も可能、優雅ですね。
向こうに見えるのが歴代高松藩主が愛した掬月亭。
美しい納まりです。
こんな、あじのある灯篭もなんとなく絵になります。
松とソテツ、そして、うしろにあるのが紫雲山。
この栗林公園は背後の紫雲山を借景として6つの池と13の築山を配し構成されているそうです。
四季折々、いつでも美しい造園美が楽しめる栗林公園は、春の桜や秋の紅葉のシーズンには夜のライトアップも行われていますよ!
ところで、冒頭の黄色いジャンバーのおじさま方は、修行僧ではありません(失礼しました)w さぬき高松光頭会のみなさんで、今日は栗林公園の出入り口で靴磨きのボランティアをされていたそうです。