冬も南国気分が味わえる!沖縄の自然が生み出す奇跡の絶景スポット10選

12月も残りわずかとなりましたが、沖縄にはまだまだ南国の温かさが残ります。
沖縄といえば夏のイメージが強いですが、温暖な気候で年間を通してアクティビティ体験や観光が盛んに行われています。

過ごしやすくなったこの時期を狙って、沖縄各地の絶景スポットを巡ってみませんか?
今回は、観光地としても有名な場所から地元の人も行きたくなるようなおすすめスポットまで幅広くご紹介したいと思います。
これまで知らなかった発見・出会いがあるかもしれません!どうぞご覧ください。

1. テダ御川(てだうっかー)/南城市

南城市・知名崎の海岸にある聖地「テダ御川(てだうっかー)」。
琉球国王が毎年参拝していた太陽神がこの地に降臨したと伝えられることから”テダ(太陽)“と命名されたと言われています。

そんなテダ御川(てだうっかー)ですが、この景色どこかで見覚えある方という方もいるのではないでしょうか?

そう、ボリビア南西部・アンデス山脈にある世界最大の塩原「ウユニ塩原」です。水面に空や雲が映し出される”天空の鏡“と呼ばれ、SNSを中心に話題になっている人気スポットです。
ウユニ塩原のような景色が沖縄でも見られると情報が広がり、観光客はもちろん、地元の人たちも多く訪れています。

なお、訪れた時期・時間・海水の量などによって水面への写り方が変わるため、タイミングが大切です。波が穏やかな日や潮がある程度満ちている時、快晴の日を狙って訪れてみましょう!

Information
【名称】テダ御川(てだうっかー)
【住所】〒901-1400 沖縄県南城市知念知名
【アクセス(車)】
・那覇空港から国道329号・331号線などを経由し約34分
・南風原北ICから国道329号・331号線などを経由し約18分
【駐車場】無料

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2.サボテン畑/南城市

畑が密集したエリアを進んでいくと、突如現れるサボテン畑
農園という感じではなく、畑の一角に大小様々なサボテンが植えられ、そこだけメキシコ感漂う不思議な景観が広がります。

沖縄といえば、マングローブ林や亜熱帯植物が有名ですが、サボテン畑はまた新しいスポットとして女性やカップルを中心に人気が高まっています。

サボテン畑の全体を撮影するのも良いですが、青空を背景にサボテンを下から見上げる形で撮影してみると、荒れ地にそびえたつサボテンの中にいるようなフォトジェニックな写真が撮れます!

また、那覇空港から車で30分ほどの場所にあるので、観光でも訪れやすくておすすめです。

Information
【名称】サボテン畑
【住所】〒901-1400 沖縄県南城市玉城船越161
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号→豊見城・名嘉地IC→南風原南IC→国道506号線→県道48号線→玉城中学校を左折→突き当たりを右折→サボテン畑(所要時間:約30分)
【駐車場】なし

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3.残波岬(ざんぱみさき)/読谷村(よみたんそん)

残波岬(ざんぱみさき)は、高さ30~40mの隆起サンゴ礁の絶壁が2㎞にわたって続く日本有数の景勝地で、沖縄本島で夕日が最後に沈む場所としても知られています。

晴れた日には慶良間諸島まで眺望できたり、荒波が岩にぶつかって激しく飛沫(しぶき)をあげる様子など、自然の臨場感が間近で感じられます。

残波岬でお馴染みの灯台は終戦後、米軍の実弾演習場として使用され、立ち入り禁止区域になっていましたが、1974年に灯台が完成し、現在では欠かせないシンボルとなっています。
コバルトブルーの海と青空の中にそびえたつ灯台は存在感を放ち、とても絵になる風景です。

なお、灯台までの道は舗装されていますが、その周辺はゴツゴツしていて尖った岩場もあります。サンダルやヒール靴は控えて歩きやすい靴で散策を楽しみましょう!

Information
【名称】残波岬灯台
【住所】〒904-0328 沖縄県中頭郡読谷村字宇座
【入場料】中学生以上200円
【営業時間】5~9月:9:30~16:30/10~4月:9:00~16:00
【アクセス】
・車の場合:那覇空港から約1時間10分
・バスの場合:那覇空港より空港リムジンバスに乗り「オキナワ残波岬ロイヤルホテル」にて下車(約1時間30分)
【駐車場】無料駐車場あり

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4.海中道路(うるま市)

うるま市にある海中道路は、海中トンネルや橋ではなく、浅い海域に土手を築いた全長4.75kmの県道で、平安座島(へんざじま)・浜比嘉島(はまひがじま)・宮城島・伊計島の4つの島を繋ぐドライブロードです。

当初は産業道路として建設されましたが、近年では海水浴やバーベキュー場などのレジャースポットが充実し、地元の人も多く利用しています。

海中道路の途中には、海の駅あやはし館があり、特産品のもずくや伊計島の黄金芋、ビーグと呼ばれるい草を使ったお土産品などが豊富に並びます。
また、併設するレストランでは海を一望しながらビュッフェスタイルの食事が味わえるなど、島へ向かう道中も沖縄を満喫できます。

Information
【会場】海中道路
【住所】〒904-2427 沖縄県うるま市与那城屋平4
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号線→豊見城・名嘉地IC→沖縄北IC→県道36号線→県道33号線を経由→県道37号線へ→海中道路西口を左折→海中道路
【駐車場】駐車場あり

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5.果報(かふう)バンタ/うるま市

果報(かふう)バンタは、先ほどご紹介した海中道路の先にある宮城島の絶景スポットです!
特に午後の時間帯は条件が良く、グリーンとブルーの海のグラデーションが美しく、透明度の高さから上から見てもサンゴ礁が確認できるほどです。

海中道路から宮城島までは車で約20分
果報(かふう)バンタまでは、ぬちまーす観光製塩ファクトリーという塩工場に車を駐車し、工場の反対側にある小高い丘を目指します。散策路を1分程度進んでいくと「果報バンタ」の看板が現れ、案内に沿って少し進むと果報(かふう)バンタの絶景が見渡せます。

なお、ぬちまーす観光製塩ファクトリーはガイド付きの工場見学が無料で、カフェやショップではぬちまーすを使った美味しいメニューやお土産が購入できます。果報(かふう)バンタと合わせて訪れるのもおすすめです!
※見学の際には事前の予約が必要です。

Information
【名称】果報(かふう)バンタ
【住所】〒904-2423 沖縄県うるま市与那城宮城2768
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号線→豊見城・名嘉地IC→沖縄北IC→県道36号線→県道33号線を経由→県道37号線へ→海中道路西口を左折→県道10号線→ぬちまーすファクトリーの看板を右折→駐車場に到着
【駐車場】40台(大型バス2台駐車可)
【塩工場見学についてはこちら↓】
ぬちまーす観光製塩ファクトリー
https://www.nuchima-su.co.jp/services/service-six/

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6.真栄田岬(まえだみさき)/恩納村

沖縄本島北部にある真栄田岬(まえだみさき)は、ダイビングやシュノーケリングのスポットで人気があり、地元のダイバーや観光客が多く訪れる場所です。

海岸国定公園に指定されている一部で、岬の先端にある展望台からは、西に残波岬(ざんぱみさき)、北東には万座毛(まんざもう)、遠くには北部のやんばるの山々などが一望できます。

毎年2月~3月にかけてホエールウォッチングツアーが開催されており、冬の沖縄観光の定番となっています。運が良ければ真栄田岬(まえだみさき)の展望台からもザトウクジラの姿を確認することができることも!

Information
【名称】真栄田岬(まえだみさき)
【住所】〒904-0417 沖縄県国頭郡恩納村字真栄田469-1
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号線→豊見城・名嘉地IC→石川IC→県道73号線を経由し国道58号線へ→信号「山田」とり右折し県道6号線へ→「真栄田岬・青の洞窟」を右折→真栄田岬に到着
【駐車場】
有料駐車場あり(180台)
・10月〜2月:7:00~17:30
・3月〜4月:7:00~18:30
・5月〜9月:7:00~21:00

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7.嵐山展望台/名護市

地元の人たちに知られている嵐山展望台は、初めての沖縄旅行では行く機会がないであろう隠れた絶景スポットです!

コンクリートの建物の2階に展望台があり、比較的空いているので静かに景色を眺めたい方にはおすすめの場所です。
また、建物にはペイントアートが施されており、インスタ映えするおしゃれな写真も撮れます!

展望台からは、羽地内海(はねじないかい)に浮かぶ大小の島が南国らしい景観を生み、また古宇利島や屋我地島(やがぢじま)、ワルミ大橋などの人気観光スポットを一望できます。
一周まわりながら見る場所を変えていくと景色がどんどん変わっていき、周辺の絶景を一度に堪能できます。

Information
【会場】嵐山展望台
【住所】〒905-1154 沖縄県名護市字呉我1460-2
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号線→豊見城・名嘉地IC→許田IC→国道58号線→信号「世冨慶」を右折→国道58号線→国道329号線の手前で左折し国道58号線へ→県道71号線→嵐山展望台の案内板が見えたら左折→嵐山展望台に到着
【駐車場】無料駐車場あり(大型バスの駐車不可)

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8.六田原展望台(むたばるてんぼうだい) /大宜味村

定番の絶景スポットは行き尽くしたという方におすすめなのは「六田原展望台(むたばるてんぼうだい)」です。

以前、ホテルがあった場所に併設された展望台で、高台にあることから塩屋湾、東シナ海、本部半島、古宇利島などが一望できます。
時折、薄っすら霧がかかることがあり、無人島にいるような幻想的な風景が望めます。

展望台までの道のりは、近くに沖縄出身の水産実業家「宮城新昌(みやぎ しんしょう」の石碑が建っており、少し進んだ先に廃業となったホテルの看板があるので、案内に沿って進んでいきます。
急な坂道ですが、1月頃には桜が咲き誇り、道中も自然に触れながらドライブを楽しむことができます。

Information
【名称】六田原展望台(むたばるてんぼうだい)
【住所】〒905-1314 沖縄県国頭郡大宜味村田港
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号線→豊見城・名嘉地IC→許田IC→国道58号線→国道331号線→「宮城新昌翁頌徳碑」を過ぎて最初の曲がり道を左折→六田原展望台に到着
【駐車場】数台の無料駐車場あり

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9.ティーヌ浜/今帰仁村(なきじんそん)

沖縄版アダムとイヴの伝説がある恋の島「古宇利島」
古宇利島の北側にティーヌ浜はあり、そこには何千年もの間波に浸食されてできた”ハートロック”があります。

以前から有名な観光スポットでしたが、飛行機のCMのロケ地に使われ、若い世代を中心にさらなる注目を集めています。

干潮時はハートロックまで近づくことができ、小さな子供が水遊びできるほどの海の深さになります。
天然のビーチのため、トイレや自動販売機はありませんが、海水浴を楽しむこともできます。また、夕景の綺麗な場所でもあり、カップルで訪れるなら夕日の絶景も見逃せません!

Information
【名称】ティーヌ浜
【住所】〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利
【アクセス(車)】
那覇空港→国道331号線→豊見城・名嘉地IC→許田IC→国道58号線→信号「真喜屋」を左折し県道110号線へ→古宇利大橋→ティーヌ浜の看板に沿って左折→到着
【駐車場】4か所の有料駐車場あり

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10.備瀬のフクギ並木/本部町(もとぶちょう)

備瀬のフクギ並木は、美ら海水族館から車で約3分の場所にあり、フクギの大木を防風林に使った備瀬集落があるエリアです。
備瀬集落には約250戸の民家があり、そのほとんどがフクギの屋敷林に囲まれています。

散策コースの入り口からフクギ並木へ入ると、外の景色とは全く違う神秘的な世界観が広がります。緑のトンネルがどこまでも続き、天然のマイナスイオンと木洩れ日が何とも言えない癒しを与えてくれます。

並木道の入り口付近には、2本のフクギが寄り添うように生える「夫婦福木」があり、夫婦円満・幸せを呼ぶパワースポットとなっています。
その他にもハイビスカスなどの沖縄ならではの植物が多く植えられており、南国気分を味わうことができます。

また、サイクリングができる他に、無料の駐車場がコース出発地点となっているので、車を降りてすぐに観光ができるのも便利でおすすめです!

Information
【会場】備瀬のフクギ並木
【住所】〒905-0207 沖縄県国頭郡本部町字備瀬にある集落
【アクセス(車)】
那覇空港→国道58号線→那覇西道路を左折→あけぼのラーメンとファミマの道を右折→県道82号線→古島インターより国道330号線浦添方面へ→沖縄自動車道「西原IC」→沖縄自動車道「許田IC」→県道71号線→国道449号線を経由→突き当たり(海洋博公園前)を右折し県道114号線へ→左側に備瀬集落の看板が案内に沿って進む→到着
【駐車場】無料駐車場あり

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沖縄の絶景スポット10選をお届けいたしましたが、いかがでしょうか?
冬季は、夏に比べると混雑が緩和されるので、ゆっくり各地を巡りたいという方におすすめの時期です。

近年、沖縄でも新規開発・再開発が進み、商業施設やショッピングモールを中心に様々建物が建設されている中で、自然をメインにした旅は新鮮で非日常感を味わう絶好の機会です。
ぜひ、沖縄各地の絶景スポットを訪れて新しい発見を体感しましょう!

※2019/12/25(水)時点の情報になります。各地を訪れる際には事前に観光サイトなどをご確認ください。




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