沖縄の伝統的な焼き物として知られるやちむん!最近では若い人たちにも注目されるやちむんですが、より間近で見て、触れて、日常生活に取り入れてみませんか?
今回は、そんなやちむんの魅力と今後行われる工芸市についてご紹介致します!ぜひご覧ください!
目次
1.沖縄が誇る焼き物「やちむん」とは
「やちむん」とは沖縄の方言で”焼き物”のことをいい、ぽってりとした厚みのある形や力強く絵付けされた作品、そして素朴な姿も印象的です。
歴史は古く、琉球王国時代に東南アジア諸国と交易する過程で生まれたもので、かつては泡盛を入れて海外へ輸出したり海産物を入れて輸入するなどの役割を担っていました。やがて器などの家庭用品としても使われるようになり、現在も親しまれています。
古くから沖縄の人々の暮らしに根付くやちむんですが、近年ではお土産物としても人気があり、県内で行なわれる陶器市には地元の方をはじめ、観光客も多く訪れます。
2.2021年開催予定のお祭り・イベント
・第16回読谷やちむんと工芸市(読谷村)
今年で16年目を迎える!毎年大好評の『やちむんと工芸市』が2021年11月6日・7日の2日間で開催されます!
沖縄が誇る伝統工芸・やちむんの窯元と琉球ガラスの工房が出店する工芸市となっており、伝統的な作品から現代的なデザインの作品まで、作者自ら展示・販売を行ないます。
開催期間中はお祭り価格として、やちむんや琉球ガラスなどをお得に購入することができ、さらに様々な美味しい食べ物も味わえます!
第16回読谷やちむんと工芸市
【場所】
Gala青い海特設会場
〒904-0323 沖縄県中頭郡読谷村字高志保915番地1
【開催期間】
2021年11月6日(土)・7日(日) 10:00~18:00
【入場料】
無料
【アクセス方法】
・車でお越しの場合
那覇から車で約1時間。(会場駐車場完備)
・バスでお越しの場合
那覇から路線バスを利用し読谷村大当(ウフドウ)停留所下車。徒歩約20分。
【WEBページ】
http://www.gala-aoiumi.com/
■GoogleMap
・海辺のやちむん市(読谷村)
沖縄の伝統工芸「やちむん」をテーマにしたイベントが開催されます!
伝統的な技法を用いた作品からシンプルでモダンな作品まで多種多様!日々の暮らしに取り入れたくなるような「やちむん」の魅力で溢れています。
読谷村で活躍する工房が週替わり出店する直売会では、沢山の作品や新しい工房と出会えるので期間中は何度訪れても楽しめます!
他にも、ごろごろラウンジでは窓辺のマカイ図鑑、岩場のテラスでは岩場のシーサー探しなどが行われ、施設の特徴を活かしたユニークな展示も見所です!
【場所】
星野リゾート バンタカフェ
〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間560
【開催期間】
2021年10月16日(土)~11月21日(日)
※10:00~ラストオーダー日の入り、日の入り後1時間で閉店
※土日の直売会は11:00~16:00頃
【入場料】
無料
【アクセス方法】
・車でお越しの場合
那覇空港より沖縄自動車道で約60分。一般道をご利用の場合は国道58号線で約70分。(有料駐車場有り)
・バスでお越しの場合
空港リムジンバスを利用で約120分。
リムジンバスの詳細はこちら
【WEBページ】
https://banta-cafe.com/
■GoogleMap
3.やちむんの人気エリアをご紹介
現在、沖縄各地で様々なやちむんが作られていますが、中でもやちむんを代表する窯元やお店が多く集まる人気のエリアをご紹介致します!
・やちむんの里(読谷村)
読谷村内の陶芸家さんの工房やギャラリーなどが軒を連ね、陶芸ファンの方には見逃せないエリアです!やちむんの里の生みの親である人間国宝の故・金城次郎さんを受け継ぐ読谷壺屋焼きの工房も立ち並びます。
やちむんの里を象徴する赤瓦の読谷山焼窯は、1980年に名工四人が築いた共同の登り窯で訪れた際には立ち寄っておきたいスポットです。
【場所】
やちむんの里
〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
【アクセス】
沖縄自動車道「沖縄北IC」より国道58号線を経由し約20分、喜名交差点より座喜味城跡方面へ約5分
【WEBページ】
https://www.yomitan-kankou.jp/tourist/watch/1611319504/
■GoogleMap
・壺屋やちむん通り(那覇市)
老舗の陶器店から若い作家さんの作品を取り扱う工房やセレクトショップ、おしゃれなカフェなどが立ち並び、昔ながらのノスタルジックな通りをゆっくり散策しながら様々なやちむんと出会えます!国際通りからも近いので観光で立ち寄るにもおすすめです。
【場所】
壺屋やちむん通り
〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目16番地
【アクセス】
・車でお越しの場合
那覇空港から約20分、沖縄自動車道「那覇IC」から車で約20分。
・モノレール(沖縄都市モノレール)でお越しの場合
「牧志駅」から徒歩で約10分
・バスでお越しの場合
「壺屋」バス停下車。徒歩で約1分。
【WEBページ】
https://tsuboya-yachimundori.com/
■GoogleMap
4.最後に
いかがでしょうか?
沖縄の焼き物としての歴史も古いやちむんですが、現在は伝統的なものから現代的なデザインまで幅広い作品があるのもやちむんの魅力です!
そんな個性豊かなやちむんを間近で見て、お気に入りの器やコップなどを見つけてみてはいかがでしょうか?
※最新情報とは限りませんので、訪れる際には必ず各公式サイトなどをご確認ください。
コメントを残す