沖縄には150以上の島が存在し、八重山(やえやま)諸島や慶良間(けらま)諸島など沢山の島々で構成されています。
気軽に南国気分を楽しめることから1年中人気のある観光地ですよね!
人それぞれ、定番の場所から意外と聞き馴染みのない場所まで、様々だと思います。
今回は、全国的によく知られている島をはじめ、地元の方にも親しまれる島や沖縄の原風景が残る島など、幅広くご紹介致します!
コロナが落ち着いたらのんびり過ごしたい島ばかり!ぜひお楽しみください。
目次
1. 竹富島(たけとみじま)
▲伝統的な建築が軒を連ねる集落
石垣島からフェリーで約10分。
沖縄県の八重山列島にある竹富島(たけとみじま)は、サンゴ礁の隆起によって生じた琉球石灰岩からなる小さな島で、今なお沖縄の原風景が数多く残る島としても知られています。
島内には高層ビルのような現代的な建物はなく、石垣に囲まれた伝統的な民家などが立ち並びます。白砂が敷き詰められた道には、沖縄らしい赤瓦の町並みや植物が広がり、まさに沖縄の原風景を感じさせる景色に心を奪われます。
▲赤瓦と自然の風景が調和する町並み
島には数軒の宿泊施設もあり、日々の喧騒を忘れてのんびり滞在できます。
集落を一周する道路は自転車を使って20分ほどでまわることができ、サイクリングや徒歩での散策はもちろん、人気の水牛車観光を楽しむのもおすすめです。
竹富島(たけとみじま)
沖縄県八重山郡竹富町竹富
【アクセス方法】
石垣港離島ターミナルよりフェリーで約10分
【WEBサイト】
・竹富町観光協会
https://painusima.com/
■GoogleMap
2. 西表島(いりおもてじま)
▲西表島のジャングル
「西表島(いりおもてじま)」は、竹富島とともに八重山郡竹富町に属する八重山列島にあり、沖縄本島の次に大きな島です。
常夏の気候に恵まれ、島の90%が亜熱帯の森に覆われる自然の宝庫。天然記念物のイリオモテヤマネコが生息する島としても知られています。
島での観光をはじめ、マングローブカヌーやジャングルトレッキング、ダイビングなどのアクティビティも人気があります。
▲ピナイサーラの滝
マングローブ林とそこに広がる川には100以上の滝があるといわれ、西表島では滝を巡るツアーがいくつも開催されています。
島内のなかでも最大の落差を誇る「ピナイサーラの滝」は、遠くから見えても迫力を感じる絶景ポイント。滝までのルートはカヌーとトレッキングのコースになっているので、体力に自信がない方や時間に限りのある方はお手軽な半日コースがおすすめです。
西表島(いりおもてじま)
沖縄県八重山郡竹富町
【アクセス方法】
石垣島から高速船で約45分
【WEBサイト】
・西表島総合情報サイト
https://iriomote.com/top/
■GoogleMap
3. 古宇利島(こうりじま)
▲古宇利大橋
那覇から車で約1時間、ドライブスポットとしても人気のある古宇利島(こうりじま)は、直径約2Km、周囲が約8Kmの有人の島です。
古宇利島(こうりじま)へと架かる「古宇利大橋」は、名護市の屋我地島(やがじしま)とを結ぶ全長1,960mの橋で、車を走らせていると両サイドに美しい海が広がり、最高のロケーションが魅力です。
▲ハートロック(ティーヌ浜)
恋人の聖地とも呼ばれる古宇利島(こうりじま)はデートスポットとしても有名。ティーヌ浜のハートロックや古宇利島(こうりじま)の海を一望できる古宇利島オーシャンタワーなど、恋人と訪れたいロマンティックな場所が点在しています。
古宇利島(こうりじま)
沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
【アクセス方法】
那覇からは、沖縄自動車道・国道58号線を通り、屋我地島を経由して古宇利大橋で島へ渡ることができます。
【WEBサイト】
・古宇利島 / KOURIJIMA 〜 沖縄県今帰仁村、橋で渡れる離島
http://kourijima.info/
■GoogleMap
4. 伊江島(いえじま)
▲タッチュー(城山)と自然の風景
沖縄本島北部にある本部港からフェリーでおよそ30分。
伊江島は離島らしい風景と透明度の高い綺麗な海、そして特産品を使ったグルメなどが充実し、日帰りで観光を楽しむ方も多い島です。
「タッチュー」と呼ばれる城山は、伊江島のシンボルともいえる存在で、航海の安全と健康、豊作を祈願する城山御嶽(うたき)があることから島の守り神でもあります。
頂上からは360度のパノラマを楽しむことができ、沖縄本島や周辺の島々が見渡せます。
▲断崖から見下ろす湧出(ワジー)の景色
伊江島の北西部にある水源地「湧出(ワジー)」は、古くから島の人たちの生活用水として利用されてきた貴重な湧き水で、崖下の波打ち際から真水が湧き出ることからその名がつきました。
現在は沖縄本島から海底送水管が敷かれていますが、現在でも良質な水が湧き出ており、湧出(ワジー)の水を使った「イエソーダ」も販売されています。
他にも島内には、地元の人々が大切にする聖地「ニャティヤ洞」や子宝に恵まれると言い伝えがある「ビジル石」、北海岸の美しい景観を背景にした「リリーフィールド公園」、白浜が1km続く「伊江ビーチ」といったスポットがあり、ビーチでの乗馬体験なども行われています。
伊江港
沖縄県国頭郡伊江村川平
【アクセス方法】
本部港からフェリーに乗って約30分
【WEBサイト】
・伊江村 公式HP
https://www.iejima.org/
・伊江島観光ポータルサイト ぐるり伊江島
https://iejima.okinawa/
■GoogleMap
5. 水納島(みんなじま )
▲緑と白砂が調和する美しいビーチ
「水納島(みんなじま)」は、沖縄本島北部の国頭郡本部町に属する小さな島で、渡久地港(とぐちこう)から高速船で15分ほどの場所にありながら、驚くほど美しい海に出会える最高のロケーションです。
その気軽さから日帰りでの海水浴や島内の散策にもおすすめ。
▲海を泳ぐ魚も見られる透明度の高さ
ビーチではバナナボートやシュノーケリングなどの幅広いマリンアクティビティが充実し、島を囲む色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚を間近に見られることから、ダイビングスポットとしても人気を集めています。
日帰りでもおすすめな水納島(みんなじま)ですが、島内にある宿泊施設を利用して砂浜でのんびり夕涼みしたり、夜は満天の星空を眺めたりと贅沢なリゾート感を味わうのも良い思い出です。
水納島(みんなじま)
沖縄県国頭郡本部町瀬底
【アクセス方法】
沖縄本島北部、本部町の渡久地(とぐち)港から高速船で約15分
【WEBサイト】
・もとぶ町観光協会
https://www.motobu-ka.com/tourist_info/tourist_info-post-690/
■GoogleMap
6. 小浜島( こはまじま )
▲大岳展望台からの眺め
石垣島から高速船で約25分。
八重山諸島のほぼ中央に位置する「小浜島(こはなじま)」は、島内にある標高約99mの大岳頂上の展望台から石垣島や竹富島、黒島、新城島、西表島などの島々を臨むことができ、眼下には牧草地とサトウキビ畑の風景が広がります。
沖縄の昔ながらの風景を色濃く残す景色が島内の至る所で見られます。
▲原風景を感じさせるシュガーロード
小浜島(こはなじま)はNHKの朝の連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台になったこともあり、サトウキビ畑の間をまっすぐ通るシュガーロードはロケ地にも使われました。
空まで繋がるように続く一本道を、風を受けながら自転車を走らせれば、心地よい空気とともに爽快な風景が楽しませてくれます。
他にも、西表島がよく見える「海人公園」や手つかずの自然が残る「トゥマールビーチ」、干潮時に海面から現れる「浜島(幻の島)」など、見所満載です。
小浜島(こはまじま)
沖縄県八重山郡竹富町小浜
【アクセス方法】
石垣島から高速船で約25分
【WEBサイト】
・竹富町 公式HP
https://www.town.taketomi.lg.jp/about/kohama/
■GoogleMap
7. 渡嘉敷島(とかしきじま)
▲展望台から眺める阿波連ビーチ
那覇市にある泊(とまり)港から高速船で約35分、慶良間(けらま)諸島最大の大きさを誇る「渡嘉敷島(とかしきじま)」。
渡嘉敷島の魅力はなんといっても「ケラマブルー」と呼ばれる、透明度の高い美しい海。
「阿波連(あはれん)ビーチ」や「渡嘉志久(とかしく)ビーチ」をはじめ、ダイビングポイントとしても有名な渡嘉敷島は、シュノーケリングにも適したビーチも多く、海中の魅力を存分に満喫できます。
▲渡嘉志久(とかしく)ビーチをのぞむ
島の西側中央部にある渡嘉志久(とかしく)ビーチは、ウミガメの餌場になっていることでも知られ、静かでプライベートビーチのような雰囲気が漂います。
円弧状になっているビーチは波が穏やかで、小さなお子さんも安心して遊ぶことができます。
渡嘉敷島(とかしきじま)
沖縄県島尻郡渡嘉敷村
【アクセス方法】
那覇にある泊港(とまりこう)から高速船で約35分
【WEBサイト】
・渡嘉敷村 公式サイト
http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/
■GoogleMap
いかがでしたでしょうか?南国らしい沖縄の風景は何度見ても癒されますね!
今回は7つの島をピックアップ致しましたが、沖縄にはまだまだ個性豊かな島が沢山あり、時間を作ってのんびり過ごしたい場所ばかり。
皆さんもぜひ、沖縄の離島で癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
※最新情報とは限りません。訪れる際には各公式HPや観光サイトなどをご確認ください。