別府市の立石山中腹にあるラクテンチは、1929年(昭和4年)開園の遊園地。なんと今年は開園90周年。昭和、平成そして令和と、別府や大分の人間なら一度は訪れたことのある馴染みの場所に、あらためて遊びに行ってみました!
Contents
ラクテンチに行ってみよう!
ラクテンチはどこにある?
別府八湯のひとつである別府温泉の中心をまっすぐ走る流川(ながれかわ)通りの終点、立石山にあります。
小倉から大分を経由して宮崎方面まで、九州東岸に沿って敷設されている日豊本線の車窓からも、「ラクテンチ」の文字を見ることができます。
レトロなメインゲート
ラクテンチ入口に到着。一目見てわかるように、レトロ感満載。何と言ってもキャッチフレーズが”ゆりい・ぬりい・懐かしい”ですから。ここは思いっきり古き良き昭和の世界に浸っちゃいましょう!
■別府ラクテンチ
公式サイト https://rakutenchi.jp/
住所:〒874-0821 大分県別府市流川通り18丁目
TEL:0977-22-1301
開園時間:9:30 – 17:00(季節により閉園時間は変動)
定休日:毎週火曜日(ゴールデンウィーク、春・夏・冬休み、祝日は営業)
入館料:(メインゲートから)大人1,300円 子ども(3歳~小学生)300円
駐車場:あり 普通車300円 大型車500円
勾配30度。90年前から走り続けるケーブルカー
ラクテンチの特徴のひとつ。メインゲートを抜けると、すぐに急勾配のケーブルカーがお出迎え。これで山の中腹にある遊園地に向かいます。
犬のドリーム号と猫のメモリー号がのんびり行ったり来たり。この日はメモリー号が待っていてくれました。
このケーブルカーは
あひるの競争で大興奮!
入園してすぐに目に飛び込んでくるのが、ラクテンチ名物 “あひるの競争”!
可愛いあひるたちが、山の上で日々戦っております。
参加は簡単。おじさんがあひるの首にまかれたリボンの色のチケットを売りにくるので、自分の応援したいあひるの色を購入(150円)。あとは声援を送るのみ!
ゲートが開いて一斉にスタート!
なかば飛んでるあひるもいたり・・・
黄色リボンのあひるが見事勝利!
懐かしいアトラクション
ラクテンチには派手さはないけど、懐かしくて安心して遊べるアトラクションがたくさん。お父さんお母さんも、思いっきり楽しむお子さんの笑顔で癒されたり、自分たちの子どもの頃を思い出してみたり。
消防士になってみたり。
象の背中に乗ってみたり(牙には乗っちゃダメ!)
パンダにも乗れる。自分で運転も出来る。
飛行機の操縦も出来るし。
恐竜にレーザービームまで撃てます!
どうぶつコーナーで和む
子どものための遊園地と言えば欠かせないのが動物たち。もちろんラクテンチでも、可愛らしい動物たちが別府湾を眺めながら楽しく暮らしてます。
おだやかなロバ。
達観したヤギ。
優雅なマゼランペンギン。
たまに挑発的なカピバラ。
落ち着きのないミーアキャット。
眺望もバツグン!
ラクテンチは別府湾を望む山の中腹にあるので、眺めも最高。
アトラクションを楽しみながらも、天気の良い日は別府湾を一望できるなんてとても贅沢。お弁当持参で、ピクニックを満喫する家族連れもいっぱいいるよ。
ラクテンチは花の名所としても有名。春には桜で華麗に彩られます。
なんと遊園地のなかに温泉まで!
おんせん県おおいたを代表する泉都・別府ですから、遊園地のなかに温泉もありますよ。
なんと入園者は無料でご入浴頂けます!足湯もあるのが嬉しいね!
日本でここだけ!二重観覧車に乗ろう
帰る前に忘れず体験したいのが、この観覧車。なんと日本で唯一の二重観覧車なのです。
これが、
こんな感じで動きます。
小さな円がくるくる回る間に、それを支える大きな円もぐるりと一周。けっこう不思議な乗り心地です。ぜひトライしてみてください。